iPhoneリンゴループ
スマフォドクター大阪梅田店です。
本日はiPhoneのリンゴループについてのブログ記事です。
皆さんは自分のiPhoneがリンゴループに陥ったことはありませんか?
リンゴループを知らない方に簡単に説明をしますと、iPhoneの起動時のリンゴマークがありますよね?
そのマークが突如現れて電源が落ち、再度リンゴマークが現れて・・・。
といった操作ができないような状態がループする現象のことをリンゴループと言います。

リンゴループの原因
リンゴループの原因には、様々な要因が考えられます。
システムエラーや物理的な故障、修理店でも復旧させるのには時間がかかったり復旧不可能な場合もある修理となります。
それでは一体どんなことが原因でリンゴループは起こるのでしょうか。
バッテリーの劣化
バッテリーを頻繁に交換修理に出す方は経験のないことかもしれませんが
リンゴループにはバッテリーの劣化が原因で起こるケースがあります。
iPhoneのリチウムイオンバッテリーは大体600回のフル充電を繰り返すと劣化してくると言われています。
ここでいうフル充電とは、バッテリー残量が空の状態から100%チャージするごとに1回という計算です。
1日に空っぽになるまで使わないとして、1年が365日と考えると
だいたい2年ぐらいですかね。これは使用頻度や環境にもよって誤差はあるでしょうが
ざっくり言えば2年はもつ!と思ってください。
バッテリーの劣化、膨張や起動時に電力が足りないなどでリンゴループを起こす場合があります。
バッテリー交換ならスマフォドクターにお任せくださいませ。
基板の故障・パーツ故障
iPhoneの基板が物理的に故障を起こしリンゴループする場合があります。
リンゴマークが出ている時は本体の確認作業中だと思ってください。
本体を確認中に例えば基板のどこかやホームボタンケーブルが故障していて認識できないという状況だったとします。
その場合、また最初から確認作業に入ろうとして再びリンゴマークが現れてリンゴループに陥るといった具合です。
故障箇所のパーツ交換や基板修理で復旧する場合もあります。
当店では各種スモールパーツの交換修理や基板修理も承っております。
お気軽にご相談くださいませ。
システムエラー
システムエラー、つまりiOSでのエラーです。
よくご相談をいただくケースとしては、iOSのアップデート中に気が付いたらリンゴループに陥っていた・・・。というケースです。
iOSのアップデート中にWifi環境が悪化したり、切断やバッテリー残量が少なかった場合などに起こります。
この場合はiTunesアプリでアップデートをかけ直す作業で解消する場合があります。
しかし、中には深刻な状態のリンゴループもありましてこの場合は初期化が必要だったりします。
初期化しても復旧しないという場合のさらに深刻なものもありますのでアップデート中はなるべく通信環境の良い状態。
そしてバッテリーも十分にありメモリに余裕がある最高の状態で行っておきましょう。
データ容量に余裕がない
内部ストレージのデータ容量は常に余裕のある状態にしていますか?
ストレージに空きがない状態での電源ON.OFFやiOSのアップデートは危険です。
この場合もリンゴループに陥りやすい原因と言えます。
こういったケースのリンゴループ状態解消には初期化対応をするしかないです。
工場出荷初期状態の本体に戻す必要があります。データをストレージ内にしか保存しないという方は多くいらっしゃいます。
PCにバックアップを取っている方、iCloudでデータをサーバー管理している方は
本体ストレージに空きを作っている方が多いです。
ストレージに空きがない方は逆に言えばバックアップを取っていない方がほとんどですので
リンゴループの解消のための初期化は致命的だと言えます。
もうデータは帰ってこなくなりますからね・・。
こうならないためにも日頃からバックアップを取って安心できる状態でiPhoneを使用していきたいですね。
まとめ
一括りに「リンゴループに陥った」といっても原因は様々です。
修理店でも本体の基板やスモールパーツの故障のチェック、検証。
iOSのバージョンやアップデート時の状況などもお客様からお話を伺いながら原因を突き止めていきます。
時間のかかる修理になる場合や、以外とサクッと短時間で解消する場合。
さらには復旧できない場合もあります。
どんな結果であれ本体が健康な状態であればリンゴループには陥りにくいですし。
普段からバックアップを取っておくことは悪いことではありません。
常に何が起こっても大丈夫なように準備しておくことが大事ですね。
もしも普段のiPhoneの使用感ではないような違和感を感じた時は是非、スマフォドクターにご相談くださいませ。