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iPhoneの背面ガラス割れ

iPhoneの背面ガラスが割れた!どうすればいいの?

みなさま、iPhoneの背面ガラス割れたことはありますか?
まだ背面ガラスをわったことがないよ!っていう方も事前に知っていて得するような情報をお届けします。
是非最後まで読んでいただければ嬉しいです。

まずiPhoneの背面ガラスが割れてしまったとき、みなさんはどうしますか?
背面は割れても操作に問題ないから「修理しなくてもいいや」

「スマホケースがあるから背面は大丈夫でしょ?」

と言いながらそのまま使い続けている方はたっくさんいると思います。

この記事を読みながらドキッとした方もいますよね?

まず修理のプロ目線で言えることは

「背面ガラスが割れたら早めに修理をしましょう!」です。

液晶パネルは割れると良くないというのは

液晶表示やタッチセンサー等の機能面を知っているから

簡単にわかることですが、

背面ガラスの機能を知っていれば、背面ガラスの大切さがわかってくるでしょう。

背面ガラスの機能

背面ガラスは文字通りガラス製です。

iPhoneの背面素材がガラス製になったのは2017年9月22日発売の

iPhone8から。

それでは、なぜiPhone8から背面がガラス製になったのでしょうか。

それは、従来のアルミフレームだと

ワイヤレス充電が不可能だからです。

背面をガラス製にすることによって

充電器を差し込まず、充電パッドの上にiPhoneを置くだけで

充電できる、あの非接触充電が実現可能となりました。

AppleはiPhone8から現在の新機種、iPhone12シリーズまで

電磁誘導方式という充電方法を採用しています。

電磁誘導方式は、送電する側と受電させる側とのあいだに誘導磁束を発生させ充電させる方式です。

低コストで小型化を実現できるため、一般的に普及しているのがこのワイヤレス充電方法となっています。


デメリットと言えるかわかりませんが、電磁誘導方式は伝送距離が短いです。

そのため、送電する側と受電する側との距離がある場合や、

位置がずれてしまっている場合などはきちんと充電できません。

iPhoneで言えば本体と充電器を密着させなければならないということですね。

最近よく見る、背面がガラス製のiPhoneケースはこの電磁誘導を見越した上での設計ということです。

iPhoneとワイヤレス充電器

  1. ワイヤレス充電器の送信コイルから信号が送り出されます。
  2. 信号が、iPhoneの受信コイルを検索します。
  3. iPhoneの受信コイルが検出されると、電磁誘導が始まります。
  4. 送信コイル内の電子(電気)がコイル内に流れ始めます。
  1. それにより磁界が生じ、受信コイル内の電子がそれを検出します。
  2. 受信コイル内に溜められた電子が、磁界の影響を受けてコイルの周りを流れ始めます。
  3. 受信コイル内の電子の流れが電気であり、デバイス内のバッテリーに電力を供給します。

と、これ以上説明が長くなってしまうとバッテリーのお話になりそうなので割愛します。

今回はiPhoneの背面ガラス割れがテーマですもんね!

とまあここまでこの記事を読んでいただければなんとなくわかってきたと思います。

iPhoneの背面ガラスにも重要な部品が入っているんだなーと思っていただければOKです。

この説明があっても、「ライトニングケーブルで充電するから背面は割れたままでいい」

「ワイヤレス充電は使わない」などなど背面ガラス割れを気にしない方達もいらっしゃるでしょう。

そんな方達にもう少し、iPhoneの背面ガラス割れのリスクをお教えしておきましょう。

iPhone背面ガラス割れのリスク

修理業を長くやっているとこんなお客様がよく現れます。

「iPhoneは防水なんで大丈夫でしょ」

「毎日お風呂でYoutube観てます!!ニコッ」

ストーーーーーーーーーーップ!!!

iPhoneが完全防水だと思っているそこのあなた!少し間違った知識なので気をつけてください!

先に言っておきます、iPhoneは耐水性能は備えていますが、完全防水ではありません。

それでは、まずiPhoneの耐水、防水昨日の歴史からお勉強していきましょう。