古いiPhoneのバッテリー交換後も消耗が早い

みなさん、iPhoneやiPadのバッテリーを交換修理に出したことはありませんか?

 
長く使っている機種だとバッテリーの減っていくスピードが速くて困ってしまいますよね。
 
修理屋さんでバッテリー交換を行った方はたくさんいると思います。
 
しかし、こういった方も少なからずいるんではないでしょうか。
 
・・・バッテリーを新しいものに交換してもらったのにバッテリー持ちが良くならない・・・・。
 
新しいバッテリーを取り付けたのに、バッテリーの不良かな?なんて不安になる方もいると思います。
 
しかしバッテリー持ちに関してバッテリーそのものが不良だ、というのはまだ早いかもしれません。
 
様々な原因や可能性が考えられますので「不良パーツだからまた修理屋さんに行かなきゃ」
 
と思う前に、まずご自宅でできる対応、改善策をご紹介していきます。
 

iOS/iPad OSが原因?

まずはシステムが原因の可能性を考えます。

OSのバージョンをネットで調べて似たような不具合が報告されていないかなどをチェックしましょう。

最新バージョンにすることは常に良いことに転がるわけではありません。

最新バージョンによってバグや不具合が発生するようになってしまうこともあります。

私のお勧めは自動アップデートの設定はオフにしておくということです。

アップデートするときは下調べをしてからアップデートする、というのを心がけて慎重に行動しておいて

損はないと思いますよ。

最新バージョンではない方は逆に今使っているOSバージョンでの不具合かもしれませんので

アップデートをしてみましょう。

初期化する

バックアップを取った上で初期化してみるというのも手段の1つです。

様々なエラーやバグ、不具合の解消につながります。

もう一度言いますが完全に初期化する前にバックアップはきちんと取っておきましょうね。

バッテリーのリフレッシュをする

バッテリーのリフレッシュ方法は、

まず完全放電する。これはバッテリーがなくなりましたー!というバッテリーが空ですよ!というマークがありますね。

あの状態になってからも3時間ほど放置して中身が空っぽの状態、

電源ボタンを押しても何も反応がない状態にしてください。

そう、画面が真っ暗のまま、うんともすんとも言わない状態ですね。

この状態にしてから充電を行い、100パーセントチャージされて数時間の状態まで持っていってください。

これによってバッテリーがリフレッシュしてバッテリー持ちが正常に戻る可能性があります。

ただし、これは劣化したバッテリーを再生させる手段ではありません。

あくまでも新しいバッテリーのエラーを解消するための手段です。

細かいあれこれ

少し細かいお話になりますが、バッテリーの交換前と交換後に少し設定が変わっていることがあるかもしれません。

普段Bluetoothを全く使わないのにオンの状態になっていたり、画面の光度が最高になっていたりして

バッテリーの消耗が激しくなるような状態になっている場合があります。

修理するには電源をオフにしてから修理するというのはみなさんだいたい想像できると思います。

その際の電源オン、オフによって修理後の設定がOSによっては変わっている可能性があります。

または修理業者さんの動作確認や状態チェックで少し操作するのでそれで若干基本的な設定が変わったまま

になっている場合も考えられます。

ここの見直しも試みてください。・・・かなり細かい部分ですが・・・。

それでも改善がない

それでも改善がない場合は基板の劣化の可能性や修理パーツの不良が考えられますね。

その場合は連絡して再修理依頼を出してみましょう。

別のパーツを取り付けてもダメだった場合は基板の劣化が可能性高いと思われます。

まとめ

バッテリーの消耗の早さの改善が見られない場合はバッテリー以外にも様々な原因が考えられます。

修理店でも修理後の動作や状態のチェックは行いますがどうしても時間が限られてしまうため

バッテリーの長期的な消耗の具合、バッテリー消耗の体感速度などわからない状態です。

かなり原因特定が難しい部分ですが体感変わらないと感じた場合はお店に一度連絡してみるというのは

良いことだと思います。

バッテリー以外の不具合も見つかるかもしれませんしね。

お医者さんに相談するのと一緒でどこが悪い可能性があるのかということを把握しておく。

というのが大事になってきますね。

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