iPhone11スリープボタン&ボリュームボタン修理
スマフォドクター大阪梅田店です。
本日はiPhone11のスリープボタンとボリュームボタン修理ブログです。
お客様のiPhoneは電源のスリープボタンの押した感触、ポチッポチッとした感覚がなくボタンも反応がないです。
ボリュームボタンに関してはポチッという感触はあるものの、ボリュームボタンが効かないという状態です。
ボタン類がすべて効かないような状態ですが、お客様はアシスティブタッチという
液晶に表示させるデジタルのボタンを活用しています。
アシスティブタッチに関してはメーカーのURLよりご確認ください。
https://support.apple.com/ja-jp/HT202658
修理内容
まずはボリュームボタンの修理です。
ポチッとしたおした感触があるのでおそらくボタン部分の故障ではなく、ケーブルの故障かと思われます。
まずはボリュームボタンケーブルを交換してみましょう。
ボリュームボタンケーブルは直接基板につながっているわけではなく、基板から伸びているまた別のケーブルと接続します。
この基板から伸びているケーブルのコネクタがかなり緩んでいる感じがしました。
というのも、新しいボリュームボタンケーブルには、その基板から伸びたケーブルとの接続するコネクタがあり
そのコネクタが新品なのにも関わらずなかなかコネクタ同士が噛み合わなかったのです。
残念ながら基板から伸びてきているケーブルの方の在庫はなかったため、一旦これで動作確認を行います。
ついでにスリープボタンの状態も見てみましょう。
スリープボタンはポチッとした感覚がないのでボタン部分に何か不具合があるのでしょう。
よく確認してみるとボタンの部分のネジがかなり緩んでいます。
これはパーツ交換なく、調整で直ると思われます。
動作確認
動作の確認を行ったところ、すべてのボタンとマナースイッチが復活しました。
ボリュームボタンの上下、マナースイッチのオンオフ、スリープボタンの押した感触も元どおりで
きちんとボタンとしての機能も効きます。
まとめ
ボタン類の故障でポチッという感覚があるかないかで故障原因がはっきりとします。
ポチッとした押し感がある場合はデジタルの制御がうまく行えていない場合がほとんどです。
逆にポチッとした押し感がない場合は、物理的にボタンを押せていないような状態。
こちらの場合はパーツ交換なく調整での修理で直る場合が多いです。
パーツ交換なく調整で直った場合はお見積もりもお安くなりますので
もしも故障かなと思った場合はまず、ポチッとした感覚を確認してみてくださいね。
