iPhoneSE液晶破損・音量小さい問題

今回はiPhoneSE2の液晶破損修理ブログです。

お客様のiPhoneSE2の液晶は縦線の緑色のノイズが走っています。

こんな状態でも修理すれば直りますのでご安心ください!

まずは修理前に動作の確認を行います。

タッチ操作はできて、液晶も全く見えないというわけではないので基本的な部分は動作確認を行えそうです。

タッチ、バイブレーション、カメラの起動など基本動作を確認していきますが

イヤースピーカーからの音量が小さい気がします。

念のため液晶破損修理のついでに状態確認を行ってくれとのご依頼を受けましたので、早速修理していきましょう。

 

修理内容

まずは液晶破損の修理からです。

基本的には液晶破損の場合、フロントパネルの交換で直ることがほとんどです。

件数は極めて少ないですが、まれに基板側の破損による不良が起こり、フロントパネルを交換しても

改善されないケースもあります。

今回の修理端末は症状やお客様からの故障状況の説明からおそらくフロントパネルの交換で復旧できるだろうと予測します。

まずは、本体に今取り付けてあるフロントパネルを取り外します。

取り外したら新しいフロントパネルにスモールパーツを移植していきます。

フロントパネルに取り付けてあるスモールパーツには、ホームボタンやセンサー類、

そして問題のイヤースピーカーも含まれます。

本体内部に水没痕がないことやイヤースピーカーは音が小さいだけで機能していない・・・

というわけではないということも有りイヤースピーカーの故障の可能性と物理的に音が外に出ていないという

可能性を考えて進めていきます。

やっぱりパーツの交換がない方が費用も抑えられますので様々な可能性を考慮して

選択肢の多い方がいいですもんね。

ということでまずはパーツ交換のないような対処を考えてみます。

よくあるのがイヤースピーカーの音が出る部分の穴、メッシュの部分です。

こちらに埃が詰まっていた場合は音が小さくなることも頷けます。

こちらはフロントパネルの交換で新しいメッシュとなり埃がない状態での音声チェックができます。

一度フロントパネルを交換して試してみます。

フロントパネルの交換が終わり、まずは動作チェック。

問題なく液晶表示もタッチも効きます。さて、音量はどうでしょうか・・・・。

音声も問題なく通常の音量に戻りました。

フロントパネルから音が出る部分のメッシュに埃が詰まっていただけだと思われます。

外側からみてそこまで埃の詰まりひどいというわけではなかったので確証はなかったのですが

イヤースピーカーの取り付け直しや、再起動で改善された可能性もありますが

修理スタッフの見解としては埃が物理的に音を妨害していたという考えに至りました。

まとめ

今回はフロントパネルの交換修理ということでご来店いただきましたが

こういったあまり気がついていなかった部分での不良が見つかったりします。

定期的な点検はやっぱり大事ですね!

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